ちょっとマニアックなお話/その4


その壱/動物編

五月飾りの屏風や鎧兜に使われている文様や柄を
「吉祥柄(きっしょうがら)」または
「吉祥紋(きっしょうもん)」といいます。
吉祥柄はそれ自体が縁起が良く、
魔除けの効果もあるとされていたので、
古くから人気がありました。

虎や龍や鷲など、若いママには「可愛くない」と
いまいち不人気のようですが、
ここでその由来を知って
ちょっと認識を改めてみてください。
いずれ劣らぬ縁起のいい柄ですよ。(^^)


■鯉
鯉は、出世魚として、また鯉のぼりのページでも紹介したとおり、登竜門の伝説に登場する大変おめでたい魚です。

■鷲・鷹
鷲と鷹は、勇ましい姿と天空高く飛び立つことから、強さと飛翔をイメージする吉祥の生き物です。
■虎
虎は、単に勇ましいだけでなく、本来の五行説では、西を守る守護神の「白虎」です。日本における五行説では、干支の思想と融合して、寅年は春に属する生き物と考え、漢字で「虫」ヘンに虎と書くと「うごく」という文字になることから、生命の活動の象徴として、男子の健やかな成長を象徴する吉祥柄とされます。

 龍と虎は、古来より一つの図案の中に
 一緒に描かれることの多い組合せです。
  呼び名も「龍虎(りゅうこ)」と言います。
 これは、本来の五行説では、龍と虎は相剋
 (相反する力を持つもの)であり、東の守護
 神「青龍」と西の守護神「白虎」が、常に
 にらみ合っていることにより、二つの霊獣
 のあまりに強い覇気によって、魔物や悪鬼
 邪気が入り込めない、と考えられ、五月
 飾りの魔除け柄として頻繁に用いられます。
 
■龍
龍は、伝説の聖獣で中国では、皇帝を意味する最も高貴なもの。昔は龍紋は、皇帝以外の着用は許されていませんでした。また霊力があり、魔や悪鬼を制圧する最高の力を持ったものでした。また、五行説では、東の守護神「青龍」を意味します。
■唐獅子
唐獅子は、ライオンのようですが、実際は伝説上の霊獣で、唐獅子が現れるのは、瑞兆(吉事の前兆)とされていました。このことから、男の子に吉を呼び込もうと唐獅子が用いられます。
■風神・雷神
風塵と雷神が、仏閣の山門の両脇に立っているのをみたことがあると思います。風神雷神は、単に雷と風の神様ということではなく、家の中に悪鬼や邪気を入り込ませないよう見張っている神様でもあるのです
  

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■Special Thanks
このページの龍・虎・鷲鷹のイラストは、「はるみさんの素材屋さん」からお借りしました。
はるみさんのフリー素材のHPへ行ってみる。

http://www2.nkansai.ne.jp/users/harumi/index.htm