金襴どんすの帯締めながら・・・ という唄がありますが、 お人形に使われているのもその金襴です。 金襴は、十二単や和服の帯や小物に使われる織物で 金糸銀糸を使用し四季折々の花鳥風月を きらびやかで豪華に織り込みます。
おめでたい柄の、鳳凰・松竹梅など 金襴の中には今も日本の伝統美が 美しく表現されています。
金襴のランクは、使用される糸の素材(正絹・人絹・化繊など)と横糸・縦糸の色数とによって決まります。色数は、一丁二丁という言葉で表現され、色数の多いほど高級とされますが、少ない色数でも縦糸の色の取り方や、柄いきの作り方によって複雑な図案を表現することも可能です。佐賀錦などが一般 的金襴の代表です。 あるいは、特殊な織り方でふっくらとした風合いを出すふくら織りや、複雑な織りで金のグラデーションを出すたちばな段箔は、織りに技術として高級品の部類に含まれます。織りの後に特殊加工をする金彩 加工や刺繍なども手間が掛かり、お人形の衣裳の中では高級品です。 また図案としては平面的で華やかさに欠けるものの、古代名物裂などは上品で落ち着いた伝統美を醸し出すことで通 好みの高級金襴とされています。
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