五月人形のしきたり

2020年3月17日

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五月人形のしきたりについてのご説明をしたいと思います。
男の子の赤ちゃんが産まれて、初めての5月5日の端午の節句を初節句といいますが、五月人形を飾ったり、鯉のぼりや武者を掲げて男児の健康と成長、出世を祈ってお祝いをします。
内飾りの五月人形、鎧や兜の甲冑や金太郎人形や武者人形などは、地域にもよりますが、母方のご実家から贈られるのが一般的です。
また、鯉のぼりや武者幟の外飾りは父方のご両親から、そして五月人形の内飾りは母方のご実家という地域特性の、五月人形のしきたりもあるようです。
その他には、ご長男には全身を守る鎧飾りで、ご次男には兜飾りなどという五月人形のしきたりも伝え聞くこともあります。
外飾りの鯉のぼりだけでなく、武者絵のぼり旗も立てる、とても豪華なお祝いも地方によっては当たり前としての五月人形のしきたりであったりします。
では、五月人形を購入する時期や飾りつけをするお日にちにしきたりはあるのでしょうか。
3月21日の前後3日間は、春のお彼岸ですので、先祖供養・仏様のご供養の1週間のしきたりとなります。
この期間を避けた日柄の良い大安や友引きに配達してもらいましょう。

目次


  1. 贈って頂いたお返しに

贈って頂いたお返しに


五月人形を贈ってもらった側は、お返しを1週間以内を目安に品物で内祝いという形でお返しください。
出産の際にも、同じような事をしているかと思いますのでその時を思い出して参考にしてくださいませ。
最後に、お祝いを頂いた方々へのお返しですが、両家揃っての会食であったり、何か手料理を振る舞うなど。
そして、遠くに離れて住んでいる場合は、赤ちゃんと贈られた五月人形を家族で囲んで記念撮影し、お写真と一緒にお返しの品を送られるのもよろしいでしょう。
素敵な端午の初節句が迎えられるよう、五月人形のしきたり、端午の節句のしきたり、初節句のしきたりを確認しておくと安心かも知れませんね。

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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものと異なる場合があります。予めご了承ください。


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