鎧飾りの詳細説明で、普段は聞きなれない専門用語がたくさん出てきます。
甲冑(かっちゅう)とは、胴部を守る鎧(甲=よろい)と、頭部を守る兜(冑=かぶと)からなる武具の総称です。
目次
よろい[鎧]
甲冑の総称です。
五月飾りには主として具足と大鎧があります。
おおよろい[大鎧]
鎧の形式の名称で、草摺(くさずり)が4枚になっているものです。
具足との相違は、草摺(腰に下がる部分)が大きく、前後左右の4枚になっています。
ぐそく[具足]
鎧の形式の名称で、草摺が5枚以上になっているものです。
人形業界の通称では全て鎧と呼びます。
大鎧との違いは草摺が5枚以上になっています。