子どもと一緒に楽しむ年末年始の過ごしかた

2018年10月16日

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今年も残すところあと僅かですね。12月を迎えると街はクリスマス一色に変わり、終われば年越しを迎える準備に取り掛かるなど、一年で一番忙しい日々を過ごされるのではないでしょうか。

今回は子どもと楽しむクリスマスや年越し準備をとおして、日本の伝統的なお正月飾りの風習などご紹介します。

12月に入ったら子どもと一緒にクリスマス準備を始めよう

我が家では12月に入ると少しずつ大掃除を意識しながら、クリスマスの飾りつけを子どもと一緒に始めます。
お店へ行けば、窓ガラスや壁に貼るクリスマスシールや小物類など多種多様に雑貨が揃うので、好きな絵柄を子どもが選び購入します。購入した日は親子ともにテンションが上がっているので自宅に戻り、早々に子どもと一緒に窓ガラスを掃除し、デコレーション用のクリスマスシールを貼っていきます。
我が家はマンション住まいなので間取りも狭く、大きなツリーは場所を取って飾れません。
今は写真のように部屋壁に直接ツリーのシールなどを貼り、狭い部屋でもあっという間にクリスマス使用の部屋になり、子どもはとても喜び、剥がすのも簡単なので掃除も楽です。
また飾りつけをした白壁をバックに息子の記念撮影をするのもおすすめです。毎年家族の想い出写真としてはもちろん、田舎で暮らす両親へ送るのも楽しみのひとつです。

最後に子どもと一緒にクリスマス準備をするメリットは、部屋の掃除も含めてのクリスマス準備と我が家では決めていて、12月入ると子どもから積極的に掃除を手伝ってくれます。

年越しを迎えるために正月飾りを子どもと一緒に準備しましょう

お正月飾りはクリスマスの賑やかさとは対照的ですが、日本の伝統文化を家族で再認識するよい行事です。まず大切な年神様を迎えるために大掃除を終わらせ、26〜28日の間に正月飾りの準備を行います。
なお29日にお餅を搗くと苦餅や二重苦の意味とされ、この日に正月用の餅つきや準備は避けましょう。また31日は一夜飾りと言われ、年神様に対して礼を欠く行為とされ、正月飾りは遅くとも30日までに終わらせます。

お正月飾りは片づけるタイミングもあり、こちらでは正月飾りを行う一般的な時期を含めて紹介します。

・門松
門松は、幸せを運んでくる年神様を自宅へお招きする道しるべになり、28日ごろまでに左右対称に玄関前に飾ります。
また年が明け1月7日にはずし、門松、しめ縄については、1月15日の小正月に地域や神社でおこなわれる”どんど焼き”で処分するのが本来の形式です。

・しめ縄・しめ飾り
自分の家が神聖な場所であることを年神様にわかってもらうために、お正月にしめ縄を飾ります。そのしめ縄に、飾りをつけたものをしめ飾りといいます。
しめ縄やしめ飾りは28日ごろまでに飾り、年が明け1月7日にはずしましょう。

・鏡餅
鏡餅はその年に獲れたお米でつくったお餅を年神様にお供えし、新年の豊作を願い13日〜28日に供えるのがよいとされています。
なかでも28日は8がついている事から末広がりといい特に縁起がよいとされ、餅つきを行う家庭が多いです。
また1月11日は鏡開きの日とされ、飾り用のお餅を家族で食べます。私の実家では、固くなったお餅を砕いて油で揚げてあげ餅として食べた記憶があります。

・破魔弓・破魔矢
初めてのお正月を迎える男の子がいるご家庭は、子どもの健康と成長を願い魔除けとして弓の形をした正月飾りを用意します。
・羽子板
初めてのお正月を迎える女の子がいるご家庭は、無病息災を願い邪気を払うとされる羽子板の正月飾りを用意します。
このように正月飾りには意味があります。家族で由来を改めて考え、日本の文化に触れるよい年末行事にしていきましょう。


※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものと異なる場合があります。予めご了承ください。


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