糸に込められた願い

工房天祥の上久保です。
先日、スタッフが兜を片付けているのを見ていて「わぁ~」と声をあげてしまいました。

皆様は兜の後ろの部分を見たことありますか?私は時代劇等で見たような気もするのですが、気にしたことがありませんでした…(。>д<)
兜の裾をぐるりとスカート状に取り囲む部分を【錣(シコロ)】と言うのですが、錣を彩るカラフルな糸がありまして【威糸(オドシイト)】と言うのですが、これがとても綺麗なのです!!!
各々に願いが込められていて

【紫裾濃】は「菖蒲の花」を模していて、菖蒲は薬草としても優れていることから厄除けの意味がある。
【白糸威】は、他の色に染まらない=自分の意思を貫くことから「何事にも動じない強靭な意思」を表現。
【赤糸威】は、武士においては大将の色であり、全ての生命の源を表す太陽の色。

他にも沢山の色が使われています。
ついつい兜は前からの印象で選んでしまいそうですが、威糸に込められた願いを知った上でお子様への願いを託すのも、とても素敵ですよね(*^^*)

初節句をお迎えの女の子がいるご家庭必見!ひな祭りの豆知識

三月三日に行われるひな祭りですが、皆様はその起源をご存知でしょうか。
ひな祭りはもともとは古代中国の上巳節という行事でありまして、それが日本に伝わり、
室町時代に貴族の女の子の間で行われていたお人形遊びと合わさって誕生いたしました。

雛人形、一般的には三種類の飾り方があるとされます。
お雛様とお殿様の二人だけを飾った「親王飾り」、その二人に三人官女を加えた「五人飾り」、
そして人形十五人がそろった「七段飾り」「十二段飾り」「十五段飾り」です。
また、京都で作られる雛人形は向かって右側にお殿様が置かれ、関東で作られるものでは
お殿様が向かって左側に置かれるという違いもございます。
雛人形はご両親やご家族の願いがこもった「お守り」であり、大切なお嬢様への大切な贈り物でもあります。
お嬢様が健やかにこれからの人生を歩んでいけるよう、皆様のお心をこめてお祝いしてさしあげてください。

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大切なお子様の節句に お雛様について知っておきたいこと

これから、お子様やお孫様が生まれる方にぜひ知っていただきたい、日本の風習

女の子の節句 込められた願いや用意する物を知っておきましょう。
女の子の節句と言えば、3月3日のひなまつり。
これは平安時代から始まったとされており、女児の健康を願い男女一対のお雛様や寿司、雛あられなどを用意してお祝いするものです。
人形を飾る由来としては、もともとは女の子の人形遊びが起源とされており、
江戸時代には雛遊びという名称で呼ばれていたこともあったといいます。
お雛様は男女一対の内裏雛と、宮中に仕える女官を表す三人官女、
能のお囃子を奏でる五人囃子で構成されることが多く、その並び順にも決まりがあります。

お雛様の他には赤い被布やつるし飾りをご用意されると豪華ですし、市松人形をお持ちのご家庭では一緒に飾ってあげるといいですね。
むかしから赤い色には魔よけの効果があるとされていましたので、赤い被布を大切な赤ちゃんに着せて厄除けを祈ったのですね。
少し話はそれますが、還暦のお祝いで着用する赤いちゃんちゃんこも同じ意味合いです。
つるし飾りは、昔は女の赤ちゃんが生まれると、お母さんやお祖母さんがひとつひとつ手縫いで縁起物をモチーフにした飾りを作り、
つなげて飾っていたようです。
また、男の子の節句とされている端午の節句は子どもの日とも呼ばれ国民の祝日となっています。
十二支で5番目の牛を指す5月5日が端午の節句とされ、もともとは紀元前に中国から伝わってきたとされます。
現代では男の子の健康や成長を願い鎧、兜、刀や五月人形、鯉のぼりなどを飾ってお祝いする風習があります。
鎧兜には男の子の身を守るという意味が込められており、鯉のぼりには男子の立身出世が祈願されています。
典型的な鯉のぼりは5色の吹き流しと3匹の鯉からなります。
吹き流しは中国の五行説に由来しています。このように、日本には古来より様々な願いを込められた節句が存在しています。
大切なお子様やお孫様のために、昔ながらの風習にならって健康や成長を願ってみるのはいかがでしょうか。

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節句人形のプロが選ぶ、かわいいお雛様10選

皆さんのお雛様の印象はどのようなものでしょうか?
お着物がキレイで華やかだとか、美しい日本の伝統工芸品だとか色々おありでしょう。
中には、夜見たらリアルすぎて怖かったとか、伝統的な美しさもいいけど、せっかくの女児のためのお節句なのだから、「かわいいお雛様がいいなあ。」なんて、思われたことはないですか?

昨今では様々なデザインお雛様が販売されていますが、かわいいお顔のお雛様、かわいい色合いのお雛様など、かわいいがポイントとなるお雛様が人気のようです。
そんな、かわいいお雛様10選をご紹介します。

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①木目込み人形 こひな 彩桜<流水桜>十人飾り 黄呂染

かわいいお雛様といって思い浮かぶのは、「お顔がかわいい」や、「小さいサイズでかわいい」など色々ありますが、出会った瞬間に一目惚れしちゃうそんな、かわいいお雛様が〝こひな〝シリーズです。

「怖くないお雛様」がコンセプトで、赤ちゃんの様なかわいいお顔を採用しています。また手のひらにのるサイズ感や、コロンとしたフォルムも、かわいいお雛様です。

お人形だけでなく、屏風も刺繍がされ、古典的な雰囲気を残しつつ、おしゃれでかわいいお雛様に仕上げています。
ひな祭りの歌に出てくる十人飾りは、場所をとらずに飾れてかわいい〝こひな〝のお雛様が、おすすめです。

②木目込み人形 こひな こがね桜シリーズ 京都西陣裂地(金彩)

赤ちゃんのように、ぷっくりしたお顔に、ピンク色や水色のパステルカラーのお衣装が魅力的。
お衣装の生地を選ぶことから始まって、お人形のデザインや製作、そして台屏風セットやお道具類を合わせるまで、全ての工程において、丁寧に大切に自社オリジナルでつくり上げています。
本物みたいな前飾りはミニチュア化した、かわいいお嫁入り道具がついたお雛様です。

③おしゃれ雛 なごみシリーズ 親王飾り 桜の花輪

桜柄がおしゃれに刺繍された屏風にかわいいお顔のお雛様の親王飾りです。
黒目がちであどけない表情は親しみがわく、人気のお顔のお雛様です。
お雛様のお衣裳は、金銀のお星様が織り出されたお着物の生地で、かわいい雰囲気に仕上げています。
小さいながらも、しっかり丁寧に着せつけた、かわいいお雛様です。

④お雛様 ぷり姫シリーズ 彩の国優良ブランド認定品 芥子親王飾り(二人飾り)

出し入れ簡単で、ホコリも気にせずコンパクトで飾りやすいアクリルケース飾りの、かわいいお雛様です。
ぷり姫シリーズは、かわいいお顔が魅力的な、お化粧もプリンセス仕様、さらには玉串にキラキラしたストーンがついて、女の子に大人気のお雛様です。

ピンクやラベンダー色のかわいいケースに入ったお雛様は、マンションや今どきのお部屋にも合わせやすいタイプです。
また、オルゴール付きですので、楽しいひな祭りを演出してくれることでしょう。

ぷり姫には、場所をとらずにスッキリ飾れる親王飾りと、お子様が大好きな三人官女が付いて、賑わいと豪華さが増す五人飾りがあります。
色は、家具にもしっくり馴染むベージュピンクと、かわいいが詰め込まれたパールピンク、珍しいラベンダー色の3色から選べます。

⑤宴桜シリーズ(祝さくら) 芥子親王飾り

お衣裳も桜柄、屏風にも桜のモチーフと、桜づくしの〝宴桜シリーズ〝のかわいいお雛様です。
桜柄が織り出された京都西陣裂地のお着物は、薄紫とピンク色でかわいい雰囲気につくりあげたお雛様です。

特徴としては、台にも満開の桜が描かれて、屏風にはかわいい桜のお飾りがある個性豊かな逸品です。
行灯にも桜がデザインされ、桜橘のお花飾りも現代風でおしゃれな工夫が散りばめられた、かわいい雛飾りセットです。

⑥お雛様 小芥子親王 マリさくら刺繍(ピンク)

お値段もサイズもコンパクトになった、かわいいお雛様です。
優しい色あわせのお着物は、金欄織物で仕立てています。
小芥子親王のお雛様は、オリジナルのかわいいお顔に玉串のキラキラストーンが魅力的です。

また、マリと桜の刺繍がされた台屏風セットによって、かわいいお雛様の印象に仕上がっています。幅48cmなので、気軽に飾れるマンションサイズの親王飾りです。

⑦木目込み人形 こひな 桜扇(白木)シリーズ

パステルカラーの衣裳の内裏雛が、白木調の台屏風セットによって、かわいい雰囲気に仕上げられているお雛様です。
木目込みひな人形には珍しく、笹目ではなくクリクリおめめで、さらに割毛ではなく、おすべらかしの髪型です。

かわいい表情の木目込みお雛様は、小さめサイズながらも、見る人の心を癒す存在感があります。
また、白の木製の貝桶や、鯛と伊勢海老の御膳飾りが、かわいいと人気がある雛飾り、両脇の白とピンクのお花飾りも、かわいいお雛様にぴったり調和していますね。

⑧お雛様 吉徳大光×人形工房天祥 収納三段飾り 花ひいな

これほどまでにコンパクトな三段飾りがあったなんて。と感動するような小さいサイズのかわいい三段収納飾りです。

お人形・お道具全てが一つにまとめて片づけられる、優れモノので、収納飾りでは珍しい、三人官女付き収納タイプ。
三人官女が付いて、サイズも価格も満足のいく、かわいいお人形が魅力の五人飾りのお雛様。

⑨木目込み人形 こひな-花竹秀箱

ここ数年人気急上昇の収納雛は、収納時には飾り台が収納箱と変わり、お雛様・小道具・屏風などの全てを収納できる便利なセットです。

“流水に桜”柄の刺繍がほどこされた、清楚な衣装のかわいいお雛様です。
雅な雰囲気を演出しつつも、かわいい印象が際立つ親王飾り木目込みお雛様です。
かわいいお雛様に高級感が加わった、こひなの収納飾りです。

⑩お雛様 おしゃれ 立雛 黄櫨染 有職紋様

男雛には黄櫓染、女雛がには有職文様柄の衣裳を模したお着物で、かわいいお顔が魅力のお雛様・立雛です。
天皇陛下が重要な儀式の時にお召しになられる格式高い装束です。

そんな伝統的スタイルですが、かわいいお顔のお雛様で、心なごむ親しみやすいお雛様。
立ち姿で、かわいいお雛様をお探しの方には、コンパクトサイズのこちらの親王飾りがお薦めです。

かわいいお雛様を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
共通して、かわいいお顔であったり、かわいい屏風のように、かわいい雰囲気のあるお雛様が好まれるようです。
ご家庭に合った、唯一無二のかわいいお雛様を是非、お探しください。

お雛様の飾り方と並べ方

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お雛様はいつからいつまで飾るの?

お雛様は立春過ぎから二月の中旬、遅くともお節句の一週間前までには飾り、ひな祭りを楽しみに待ちましょう。
お雛様を片付ける時期は、季節の節目という本来の意味からもなるべく早めに、遅くとも三月中旬までにはお雛様を片付けましょう。ただし、地方によっては旧暦でのお節句となりますので、その場合は一か月遅く時期をずらしてください。
「三月三日を過ぎてもお雛様を飾ったままだとお嫁に行き遅れる」というのは、迷信ですのでご安心ください。

お雛様の基本的な飾り方

親王

お雛様を飾るのに男雛と女雛、どっちが右で、どっちが左?に飾るのか。配置の決まりはあるのでしょうか。
飾り方は古来の日本文化では、お雛様を飾るのに男性は向かって右、女性は向かって左とされてきました。現在でも京都地方ではおひな様もそのように配置されています。
しかし、それ以外の地域では逆に右に男雛、左に女雛を飾る傾向にあります。これには昭和天皇の即位礼に倣ったとか、西洋化の影響など諸説あります。

三人官女

飾り方は式三献に従い、向かって右から「長柄の銚子」「島台/三宝(の2種類がある)」「加えの提子」のお雛様を飾ります。
長柄の銚子は、柄の長い白酒をつぐ道具。
加えの銚子は、 柄がない手持ちタイプの白酒をつぐ道具。
両方とも現在の結婚式の三三九度などでも使用しています。
また、この写真の座り官女は三宝を持っていますね。三宝とは台のことで盃を載せています。

五人囃子

能の囃方と同じお雛様で構成されています。
飾り方は向かって左から、「太鼓(たいこ)」「大鼓(おおかわ)」「小鼓(こづつみ)」「笛(ふえ)」「謡(うたい)」の順に並べます。

随臣

随臣である右大臣・左大臣。どちらも背中の矢羽、持ち矢、弓、太刀を持っています。
ご年配のヒゲを生やしたダンディーなお人形が右大臣、イケメン若人が左大臣です。
飾り方は右大臣は向かって右、左大臣は向かって左となります。

お道具

桜橘

雛飾りにセットされている桜橘は、京都御所にある「左近の桜」「右近の橘」を模しているとされています。
この場合の右左は男雛女雛から見た位置なので、左近の桜が向かっ右、右近の橘が向かって左に飾ります。
さくらたちばな京都御所の紫宸殿は北を背にして南向きで、天皇の左(東)を守る近衛兵を「左近衛/四位 の身分」、
飾り方は西を守る近衛兵を「右近衛/五位の身分」と呼び、向かって右が左近衛(おじいさん)、向かって左が右近衛(若者)となり、
これにならって左近の桜、右近の橘と呼ぶそうです。

お道具

雛飾りのお道具は、時代によって様々に変化しています。
主に大名家や将軍家のお嫁入りの道具などを模して作られていたようです。
現在の七段飾りのお道具は、タンス・長持・鏡台・針箱・駕篭・重箱、牛車などです。
飾り方は駕篭はお殿様側に、中央に重箱を置き、お姫様側に牛車を飾るのが一般的です。

お雛様の飾る場所

我が家に迎え入れたお雛様、いよいよ飾り付けを開始するときには、まずは「家のどこにお雛様を飾ろうか」と頭を悩ませるご家庭も多いのではないでしょうか。
お雛様はとても繊細な素材を多く使って作られています。
ケースに入ったお雛様はそのまま飾って問題はありませんが、「直射日光」は避け、窓際はなるべく避けた方がよいでしょう。
とはいえ明るい場所にお雛様を飾り、楽しみたいものですよね。薄手のカーテンや障子を上手に使って直射日光を遮ってください 。

実際にお雛様を飾ってみよう!

1.お雛様を飾る前に部屋のお掃除

飾る場所を決めたら、後で埃にならないように先に部屋を掃除しましょう。

2.お雛様を箱から出す前に順番確認。

七段飾りなどは、お人形や道具・部品も多いので、飾り方のしおりなどで飾る順番を確認してから箱から出します。
1.飾り台 2.屏風 3.ぼんぼり 4.親王台(殿と姫が座っている台)5.親王(殿と姫) 6.他のお人形 7.お道具類 8.桜橘 9.作札の順です。

3.お雛様の顔には直接触らず手袋をする

布製の手袋を用意します。手の油や汗・ハンドクリームなどが原因で、お人形の顔や手に黒っぽく変色したシミが出てしまうことがあるので、必ず手袋を使います。
また爪でお人形の顔などを傷つけない為の予防策としても有効です。

4.お雛様を飾る場所に最初からセットする

箱から飾り台を出して、お雛様を飾る場所にセットします。
全部セットしてから移動すると、部品を落としして壊す場合もあるので、最初からお雛様を飾る場所でセットしましょう。

5.お雛様を箱から出すときに、メモか写真をとっておく

手袋をして屏風を飾り台にセットします。普通飾り方の手引きが入っているので、参考にして飾ります。
お道具や小物類は、後でどの箱にどう入っていたのか解らなくなる場合がよくあるので、メモや写真をとっておくと便利です。

6.雛飾りの上の段又は奥から順に飾っていく

七段・三段飾りの飾り方は上の段から、親王飾りの飾り方は奥から飾っていきます。
手前を先に飾ると、奥の物を飾る時、倒したり落としたりするので注意!

7.お雛様に掛けてあるセロハンは、慎重に剥がす。

お人形はセロハンが掛かっている場合が多いのですが、乱暴に破るとお人形が壊れます。
丁寧にはがすか目立たない部分の場合は、セロハンを掛けたまま飾った方が埃になりません。

8.お雛様の顔に掛けてある和紙(又は不織布)は、捨てずにとっておく

お人形は顔と頭に和紙(又は不織布)を掛けてあります。乱暴にはがすと髪型が崩れ、ほつれのようになりますので、慎重にコヨリをゆるめてはずしてください。
顔に掛けてあった和紙は、しまうときに使うので捨てずにとっておきます。

9.お雛様を飾り終わったら、写真を撮っておきましょう

次の年に写真の飾り方を見て飾れるので便利です。
お店の人が飾ってくれた場合は、必ず全体を写真に撮っておきます。