ちょこんと乗るお雛様

お雛様を購入する時期になると、お問い合わせでよく

『コンパクトなお雛様が欲しいのですが、コンパクトなものだとケース飾りですよね?』と、よく聞かれます。

今は、昔のように1部屋使ってお雛様を飾る方は少なく、簡単に出せて・場所を取らないコンパクトなお雛様を探される方が多いですよね。

【コンパクトなお雛様=ケース飾り】というイメージが強いですが、         それだけではありません(*^^*)/

ケース飾りより小さい“木目込雛人形”を見たことはありますか?

桐粉(桐と粉とノリを混ぜたもの)を固めたボディに溝を掘り、そこに金襴や友禅などの布をヘラで入れ込んで着せつけていく、手のひらにチョコンと乗るサイズになっています。

15人揃っても卓上サイズで、とてもコンパクトなお雛様なので、今若いママさんからとても人気があります。

工房天祥では、木目込雛人形【こひな】のカスタマイズがとても人気があり、私も去年沢山の方とお雛様のお顔・お着物・お道具…の打ち合わせをメールや電話でさせていただき、お客様好みの木目込雛人形を作らせていただきました。

沢山悩んで作り上げるので、完成した時はいつも私も一緒に喜んでしまいます。 コンパクトなお雛様をお探しの際には、ケースだけではなく、ぜひ手のひらサイズの可愛い  木目込人形も見てみてください。

数えつつ悩むお雛様の名前

お雛様は皆合わせると何人いるかご存じですか?

お雛様の名前を言いながら数えつつも、意外とお雛様の名前もパッっとは出てこなかったりしますよね?!

まずは、お内裏様お雛様

そして、三人官女五人囃子

私は工房天祥に入社する前、ここまでしか直ぐに浮かびませんでした。

でも実際、お雛様には右大臣左大臣仕丁がいるので、合計15人になります。

右大臣・左大臣の名前はでてこなくても、お顔はお髭の長いお爺ちゃんと若い家臣のように、なんとなく浮かんでくる気がしますが、仕丁は名前だけではなく、お顔も浮かばない方も多いのではないでしょうか?

【仕丁】は、地方からの労働者として宮廷の雑用係りをしていた、お雛様の中では唯一庶民出身の三人で、顔で喜怒哀楽を現していて一人一人に名前があり、むかって左から

“泣きの台笠” “怒りの沓台” “笑いの立傘”と呼ばれています。

15人全員がいるお雛様をみかけた時は、ぜひ仕丁のお顔もよく見てみてください。