作家物兜飾りシリーズの、「有名甲冑師・加藤鞆美作 河野通経公之兜1/3」。
父・加藤一冑より節句飾りの技術を受け継ぎ、伝統を残しつつも現代の素材や技法を取り入れ、兜製作をつづけています。
幾重にも和紙を張り合わせ、黒漆塗りの小札と、細かなピッチで織り上げられた正絹の縅糸が、名匠の特徴的な技法です。
ボリューム感ある鍬形が魅力的な河野通経公の兜です。
江戸甲冑ならではの、「和紙小札・鹿革吹返し」の高級仕様の兜です。
また、“和紙小札を使用する”という匠の技で仕上げた、本物志向の方のための五月節句飾りです。
その昔、実際に武具や美術品などに用いられていた図柄である“藻獅子”柄の「吹返」を、忠実に再現した逸品です。
※河野通経は、「甲冑五郎」と異名をもつほど武芸に優れ、伊予（愛媛県）の豪族・河野通清の息子で、鎌倉時代の武将です。