【ひな祭りの歌】定番の「うれしいひな祭り」からマイナーな曲まで!

ひな祭りといえば、「あかりをつけましょ雪洞に〜」から始まる歌詞がおなじみの「うれしいひなまつり」が定番ソングですよね。
その他にも、いくつかひな祭りに関する歌があるとご存知でしたか?
毎年お祝いをするひな祭りだからこそ、歌で気分を変えてお祝いできたらもっと楽しめますよね。
今回は、ひな祭りの定番ソングから歌って踊れるマイナーソングまでご紹介いたします。

どのくらい知っていますか?ひな祭りの歌

ひな祭りで歌われている歌を思い浮かべると一曲しか思い浮かばなくて、他にどんな曲があったか覚えてないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
我が子のお祝い以外でも、学校行事や保育園、幼稚園では毎年のようにお祝いをするので、楽しくいろいろなお歌を教えてあげるためにも曲のレパートリーを増やしておきたいですよね。
そこで今回は、うれしいひな祭り以外にも子供から大人まで歌って聞いて楽しめる歌をご紹介します。

うれしいひなまつり

現在でもひな祭りの定番曲となっているのが、童謡の「うれしいひなまつり」です。
作詞を手掛けたサトウハチローは、娘に雛人形のセットを買ってあげた前後に「うれしいひなまつり」を作詞したそうです。
今も昔も、我が子を思う気持ちは変わらないことが歌から伝わってきますね。
また、「うれしいひなまつり」は2006年には文化庁とPTA全国協議会が選んだ、親子で長く歌い継いでほしい童謡、歌謡曲、唱歌を集めた「日本の歌百選」にも選ばれています。

作詞者

うれしいひなまつりの作詞は、「ちいさい秋みつけた」や「リンゴの唄」の作曲も手掛けたサトウハチローです。
本名は「佐藤八郎」で1903年(明治36年)に東京で生まれました。作家の父親、佐藤紅緑(さとうこうろく)への反発から、思春期は落第や中学校を中退するなど荒れた生活を送っていましたが、詩人の福士幸次郎(ふくしこうじろう)や西條八十(さいじょうやそ)に弟子入りをし童謡を作り始めます。
童謡の作詞を始めると、サトウハチローの才能は一気に花開き、読売新聞や有名な文学同人誌へ掲載され次々に作品を発表しました。
終戦後にヒットした「リンゴの唄」を作詞したことで有名作詞家として日本中で名を轟かせました。
「うれしいひなまつり」は1936年にレコード販売され、現在でも日本中で歌い継がれていますが、作詞をしたサトウハチローは歌詞の背景にある悲しい記憶と後に気づいた歌詞の誤用で、晩年この歌を嫌っていたといわれています。

歌詞内の悲しい記憶とは

サトウハチローの姉は、18歳の時に結婚が決まり結婚をしてすぐに嫁いだのですが、病気(結核)で亡くなったため、亡き姉への思いを込めた意味合いもあるのではないかと言われています。
歌詞中にもある「お嫁にいらした姉様に よく似た官女の白い顔」とは、これはお化粧をして白い顔をしているのではなく、結核が進行してしまった姉をイメージしたのではないかと言われています。

作曲者

作曲者の河村光陽(かわむらこうよう)は1897年(明治30年)に福岡県で生まれました。
主な代表作として、「ほろほろ鳥」や「かもめの水兵さん」、「赤い帽子白い帽子」などがあります。
裕福な家庭で育った河村光陽は、小倉師範学校を卒業業後に地元の小学校で音楽教師をしていました。
一度は朝鮮に渡り、教育機関で音楽教育を得て帰国しその後は東京音楽学校で音楽教師を務めながら自作曲を制作し発表しています。
キングレコード専属の作曲家となり、累計にすると約1000曲の童謡を後世に残しています。

実は間違いだった「お内裏様とお雛様」

歌詞中の二番では男雛が「お内裏」、女雛が「お雛様」と表現されており、多くの方がそう認識していると思います。
実は「お内裏様」とは、男雛と女雛の一対の雛人形の事を表しており、「お雛様」とは全ての人形の事を指しています。

赤い顔は「左大臣」だった

歌詞中の三番の中で「赤いお顔の右大臣」というフレーズがありますが、赤い顔をしているのは左大臣です。
雛人形をよく見て見ると、正面から向かって右側の「左大臣」は少し顔顔が赤い老人、正面から向かって左側「右大臣」は白く凛々しい顔つきの若者です。
雛人形から見た左右で、右大臣、左大臣は配置されているので、歌詞と一緒に人形の位置を観察してみても面白いかもしれません。

ひな祭りで流すと盛り上がるかも?うれしいひなまつり以外の歌

うれしいひなまつり以外に、ひな祭りに関する曲って何があるの?と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、子供から大人まで歌って踊って楽しめるひな祭りに関する曲を集めてみました!
お祝いの際に流して楽しいひな祭りにしてみてはいかがでしょうか。

ひなまつり(文部省唱歌)

文部省唱歌とは、尋常(じんじょう)小学校と言われている明治維新から第二次世界大戦が起こる前に実際にあった初等教育機関のために作られた歌です。
この曲は昔ながらの童謡の特徴である少し暗い印象のある和音階を避けて、幼い子供でも歌いやすいように金太郎の歌のようなメロディーになっています。
ひな祭りらしい明るい印象の歌ですので、みんなで歌ってみてはいかがでしょうか。

ミニモニ。ひなまつり!

モーニング娘。の中で身長150cm以下という条件グループ結成された「ミニモニ。」もひな祭りの歌を出していました。
作詞・作曲はつんくで、子供から大人まで歌いやすい歌詞になっています。
YouTubeにダンス動画などもあるので、お子様と一緒に振り付けを覚えて踊ってみても楽しいかもしれません。

ひみつだらけひなまつり

ひみつだけのひなまつりは、多方面で歌詞を提供している作詞家のkiwiが、子供たちへ身近な伝統行事であるひな祭りについて興味関心を持つようにと思いを込めて作られた一曲です。
メロディとフレーズに特徴があり、一度聞くと耳に残りいつの間にか口ずさんでしまうような一曲です。
歌詞中では、ひな祭りについてわかりやすく説明しており、お子様と歌いながらひな祭りや雛人形の意味を伝えたりするとより楽しめるでしょう。

ゆめみづき〜臼杵の紙雛祭り〜

しらいみちよが歌う、ゆめみづきは大分県臼杵市に伝わるひな祭りのお話を元に作成された一曲です。
昔、あるお殿様が『贅沢なひな祭りはするな』と庶民に命令を出しました。しかし、ひな祭りは女の子の健やかな成長を願い厄除けをする大事なお祭りです。
そこで母親たちは娘たちのために質素な紙で雛人形を作ったというストーリーになっています。
ゆったりしたメロディーで子供から大人までリラックスできる曲調になっています。

いろはにほへと

季節の歌を数多く歌っている音楽ユニット、さよならポニーテールのひな祭りソングです。
昔ながらの童謡と近代のJポップを混ぜて作ったような優しいメロディーや歌詞が特徴的です。
子供から大人まで楽しめる一曲ですので、ひな祭りの選曲にいかがでしょうか。

ひなまつりの食べ物ソング

ひな祭りには一緒にお食事をしながらお祝いしますよね。
その時に食べる菱餅、ひなあられ、ちらし寿司をお子さんでもわかりやすいよう、簡単に歌っているので、女の子が小さい場合は一緒に歌って、ひな祭りのお料理を覚えてみてはいかがでしょうか。
YouTubeで検索するとヒットするので気になる方はチェックしてみて下さいね。

1999年〜2000年に大ヒットした大泉逸郎の「孫」に女の子の節句を歌った歌詞もあるとはご存知でしたか?
歌の中でも孫がかわいくて仕方ない様子が現れており、「春になったら飾ってあげる 桃の節句のひなかざり」という歌詞があります。
おじいちゃんや、おばあちゃんを呼んでお祝いする時にこの曲を選曲すると喜ばれるかもしれません。

お子さんとたくさん歌って桃の節句をお祝いしよう!

今回は、ひな祭りの定番ソングから歌って踊れるマイナー曲までご紹介しました。
毎年お祝いをするひな祭りだからこそ、子供たちとひな祭りソングを覚えて歌えるようになれば、より楽しい思い出になりますよね。
ひな祭りに流す曲を選ぶ際に参考にしてみて下さいね。