初節句のお祝いは誰がする?お祝いマナーや気をつけるポイント

2021年1月15日

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女の子が生まれたご家庭では桃の節句(3月3日)、男の子が生まれたご家庭では端午の節句(5月5日)に初節句をお祝いしますが、初めての事でどのようにお祝いすれば良いのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、初節句でお祝いに贈る人形は誰が購入するのか、お祝いを渡すタイミングや喜ばれるプレゼントなどについてご紹介します。

初節句のお祝いは誰がする?

初節句では、どこまで招待をしてお祝いをすればいいのか分からず困ってしまいますよね。
そもそも誰を招待してお祝いをするべきか、どのようにお祝いするのかご紹介します。

初節句に招待する人

初節句は、パパやママだけでなくお祝いをいただいた両家の両親や、日頃からお世話になっている方々などを招いてお祝いするのが一般的です。
また、出産祝いをもらった親戚や友人にも、お披露目とお返しの意味を込めて招待するとよいでしょう。

お祝いの方法

初節句のお祝い方法は各家庭によって様々ですが、一般的なホームパーティー以外にどんなお祝い方法があるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お祝い方法を家族で決める際、参考にしてみて下さいね。

ホームパーティー

初節句のお祝い方法のほとんどが自宅に招待客を招くスタイルです。
昔は両家の親戚一同が集まり、盛大な宴席を開催する事がほとんどでした。
昨今では結婚をして地元を離れて暮らすケースが増えたため、遠方に住んでいる両家の両親や親戚を呼ぶ事を避けて、家族だけで小さな食事会をするように変化してきています。
もし自宅に両家の両親を招いてお祝いをする場合は、ひな祭りにぴったりなお取り寄せやケータリング、手作り料理を用意してみましょう。

レストランやホテルでお食事会

初節句では、一緒に食事会も兼ねてお祝いするのが一般的ですが、レストランやホテルだと初節句にぴったりな祝い膳のメニューが選べます。
自宅以外で食事会をするメリットとしては料理の準備をする手間が省け、自宅の掃除をしなくても良いところです。

初節句に欠かせない人形は誰が買う?

初節句ではお祝いのために雛人形や五月人形を用意しますが、一体誰が購入すればいいのか分からず困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
現代では核家族化が進み、購入方法にも色々なパターンが出てきました。
今回は雛人形や五月人形がどのように購入されているのかご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ママの実家が購入

一般的には初節句のお祝いで贈る人形はママの実家が購入するのが古くからの習わしとして受け継がれてきました。
理由としては、雛人形や五月人形が嫁入り道具の一つとされていた為です。
ただし、この風習は地域によって違いがあるので事前に両家の両親に確認しておくとよいでしょう。

パパの実家が購入

昔からの風習ではママの実家が購入する事が多いようですが、パパの実家が買ってくれたというケースもあるようです。
昨今では必ずしもママの実家が購入しなければならないという概念もなくなり、柔軟な考え方が広まった為、雛人形や五月人形を誰が購入するのかを家族会議で決めてみるのもよいでしょう。

両家で折半し購入

雛人形や五月人形は高額な物も多いので両家折半で購入するケースもあります。トラブルが起こらないように例えば、人形はパパ・ママが選び、購入代金は両家の両親に出してもらうなど、買い方を予め決めておく事をおすすめします。
両家折半で人形を購入する際のメリットは、金額の負担が少なくなる事です。浮いた分を子どもの教育費や貯金にあてるなど違う使い方もできるので検討してみてはいかがでしょうか。

両親には頼らずパパ・ママで購入

中には両家の両親が揉めるのを避けるためや、自分たちで雛人形や五月人形を選んで買ってあげたいという考えのパパ・ママも増えています。
また、両親に購入をお願いした場合、自分たちの欲しい人形ではなく、段飾りやケース飾りなどの大きな人形をプレゼントされそうなので、リビングなどの空きスペースにシンプルに飾れる人形が欲しくて自分たちで購入をしたいという方も多いようです。

お祝いを渡すタイミングやプレゼントは?

初節句で孫や親戚の子ども、友人の子どもにお祝いやプレゼントを渡す場合は、事前に相場を把握しておく事が大事です。
もらった側が負担にならないようなプレゼントやお祝い金額を贈るようにしましょう。
お孫さんに雛人形や五月人形をお祝いとして贈ろうと考えている場合は、贈るタイミングに注意が必要です。併せて、お祝いを渡すタイミングについてもご紹介します。

お祝いを渡すタイミングは?

女の子の場合

ひな祭りでは雛人形を約3週間前から飾るのが一般的です。そのため、雛人形を贈る場合は1ヶ月以上前に贈ることをおすすめします。
また、お祝い金を渡す場合は、そのお祝い金で雛人形を購入するかもしれないので準備期間も想定して、ひな祭りの1ヶ月半前までには贈るようにするとよいでしょう。
ひな祭り前にお祝いを渡すのを忘れてしまいそうな場合は、年末年始など家族や親戚が集まる機会に贈るのがおすすめです。

男の子の場合

端午の節句では、兜や五月人形、こいのぼりをひな祭りが終わったタイミングまたは春分の日から飾るのが一般的です。
お祝い金を渡す場合は、購入するための準備期間も考慮して、こどもの日の1ヶ月前までには渡すようにしましょう。

もらって嬉しいプレゼントとは?

初節句のお祝いで孫や親戚の子ども、友人の子どもにプレゼントを贈る場合、もらう側が受け取りやすいようにぴったりなプレゼント選びをしたいですよね。
プレゼントを贈ろうと考えている方は参考にしてみて下さい。

祖父母や親戚からもらって嬉しいプレゼント

女の子の初節句では雛人形を母方の実家から贈る方が多いですが、市松人形はお雛様をお迎えするためのお出迎え人形として父方の実家から贈るのが風習となっています。
それ以外にも祖父母や親戚からプレゼントを贈る場合は、近年若いママに人気の名前旗などをプレゼントしてみましょう。
名前旗は、雛人形や五月人形のそばに置けば、より華やかになる事間違いなしです。

友人からもらって嬉しいプレゼント

友人同士などでプレゼントをする場合は、お菓子や食べ物がおすすめです。
予算的にも3千円程度から購入できるプレゼント用の焼き菓子などが多く、もらった側も普段食べないような高級感がある物や、おしゃれなデザインのお菓子だとご褒美感があり喜ばれるでしょう。

初節句は女の子に関わるみんなでお祝いしよう!

今回は、女の子の初節句で雛人形は誰が買うのか、お祝いの金額や喜ばれるプレゼントについてご紹介しました。
お祝いも様々な方法が増えてきたので、夫婦で話し合いをする際に参考にしてみてはいかがでしょうか。特別な初節句になるように家族みんなで女の子をお祝いしてあげましょう。

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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものと異なる場合があります。予めご了承ください。


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