赤ちゃんの初正月を破魔矢と羽子板でお祝いしよう

2019年12月5日

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日本では昔から赤ちゃんの誕生を祝う節句や行事を大切にしてきました。

目次


  1. 赤ちゃんの初めての正月を祝う

赤ちゃんの初めての正月を祝う


いつの時代でも子は宝、両親にとっても祖父母にとっても赤ちゃんの誕生はおめでたいものです。日本には昔から、赤ちゃんの誕生への大きな喜びとお祝いの気持ちを込めた様々なお祝い事や節句などがあります。九州や関東、関西など地域によってその内容や時期は異なるものもあります。特に初孫の誕生の際は、お祝い事なども初めてのことでもあるので両親それぞれの祖父母にまずは相談するのがおすすめです。
赤ちゃんが生まれて初めて迎える正月のことを、初正月と言います。九州や関東など地域によって風習に違いもありますが、この初正月を昔から大事な行事として行っているところも多くあります。初正月では、男の子には破魔矢を、女の子には羽子板を贈ります。破魔矢には「健やかにたくましく」成長することを、羽子板には「無病息災」であるようにという願いがこめられています。
一般的には、母方の祖父母が贈るものとされてきましたが、最近では両親や父方の祖父母からということも増えてきています。昔より子供の数が減り、初孫の節句のお祝い事に参加したいという気持ちがより一層強くなっていることもあります。
贈られたものは、12月中旬ごろから翌年の小正月の頃まで飾るのが一般的です。これを「お正月節句飾り」と言います。赤ちゃんのそばに飾ることで、赤ちゃんにとっても初めての正月を家族皆で華やかにお祝いしましょう。赤ちゃん自身には感じられないものかもしれませんが、写真に残すことで成長したのちに振り返ることができます。また、破魔矢や羽子板は正月だけでなく、端午の節句や桃の節句で兜やお雛様とともに飾ることもできます。

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