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地域や宗派によっても異なりますが、お盆に飾る盆提灯にはさまざまな種類があります。
初盆(新盆)には白い提灯を飾るのが一般的ですが、家紋を入れる場合もあります。それはなぜでしょうか?
目次
盆提灯に家紋を入れる意味
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家紋は平安時代の貴族の間で自分の所有物を見分けるためのシンボルマークとして用いられたのが始まりとされています。
明治以降、庶民の間でも自由に家紋が決められるようになり、各家庭で親族一同を表すマークとして使われるようになりました。
家紋はその家の職業や特徴をモチーフとして表すこともあり一目見て○○家と分かる目印です。
お盆の時期だけ現世に戻って来る故人の魂が迷わないようにと飾るのが盆提灯ですから、さらに分かりやすくするために家紋を入れるようになったのです。
家紋を入れる場合は製作日数に注意
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家紋入りの盆提灯を購入する際には通常の商品に比べ、加工するための日数や別途料金がかかることがあります。
お盆の時期が近づいてからですと間に合わなくなる可能性もありますので、早めのご準備をお勧めします。
また、フィルムシートを差し込むことで家紋が表示されるタイプの盆提灯は簡単に取り外しができる点が人気の商品ですが、こちらも配送までには1週間程度かかりますので、余裕を持ってご注文ください。
お勧めの盆提灯はこちら
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幅25×高さ92cmの円筒形の吊り下げタイプで、博多の住吉町発祥とされる住吉提灯です。上下に使われた桜材の色が美しく家紋が映える色使いです。発送までに10日以上かかります。
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和紙の風合いを生かした幅19×奥行14×高さ30cmの置き型盆提灯です。ローズウッドを使用したモダンなデザインなのでお部屋の雰囲気を問わずインテリア照明としても素敵です。配送までに1週間ほどかかります。