“内飾りと外飾り”それぞれの思い

2021年4月10日

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工房天祥の上久保です。
4月に入り新生活が始まりましたね(^^)
地域によって違うと思いますが、工房天祥のある埼玉県さいたま市では【4/8】に小中高校の入学式があり、昨日は一年生が初登校でした。
まだ体に合わない大きさのランドセルを背負って登校班で歩くのを、一年生のお母さん達は姿が見えなくなっても心配そうにずっと見つめているのをみて、私も帰ってくるまで家事も手につかず、1人ソワソワして待っていたのを思い出しました。
新生活が始まるのは嬉しいけれど、最初は子供だけではなく親も不安ですよね。( *´艸`)

さて、五月人形も地域によって購入するものが違うと言われていますが、おおまかにわけると【内飾り】と【外飾り】があり、それぞれ別の意味が込められてるのはご存じですか?

あることは知っているけれど…意味があるのは知らない…なんて方は多いのではないでしょうか?!
(実は私もその1人でした( *´艸))

【内飾り】とは、その名のとおり室内に飾る飾りで、“兜” “鎧” “子供大将・金太郎”等があります。
昔は、3月~5月の季節の変わり目は体調を崩すことも多かった為、その時期は[邪気が満ちる時期]とも言われ、恐れられていました。
その為、武士にとって身体を守る大切な防具である鎧を飾ることで、お子様の身を事故や病気から守る“無病息災のお守り”とされています。

【外飾り】は、屋外に飾るもので“鯉のぼり” “幟旗”等があり、実は五月人形は[外飾り]が始まりとも言われていて(((o(゚∀゚)o)))【男の子が産まれたことを神様に知らせ守ってもらう為】にかかげるようになりました。
また、とても人気のある“鯉の滝のぼり”は
池や沼でも生きることのできる生命力が強い鯉が急流をさかのぼり、子供がどんな困難にも耐え立派な人になるように“立身出世を願うお守り”とされています。

“内飾りのみ”を購入される方が多くいますが、地域によっては、【外飾りのみ】を飾るところもあるそうです。

今回のお写真は“内飾り”の子供大将と“外飾り”の鯉のぼりが一緒になっている、人気の  【健ちゃん】です☆
外飾りは、飾る場所がないという方にはオススメです。
カッコいい鎧姿の健ちゃんですが、おちょぼ口が可愛いので癒されますよね(^▽^)/★☆♪

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