お雛様が願いを込めたペアルック

工房天祥の上久保です。
工房天祥では見学していただく時スリッパに履き替えていただくのですが、見学中にお客様の靴を列べていると最近【ペアのスニーカー】をよく見かけます。

そんな日は、なんだか【今日は幸せだな(((≧艸≦)】と思ってしまいます。 とても仲良しのご夫婦なのが伝わってきて、幸せのお裾分けをもらったような気分になるのです♪ もちろん普段から赤ちゃんや小さなお子様、ニコニコ笑っているご家族に毎日沢山の癒しと幸せをいただいているのですが、より一層沢山のお裾分けをいただいような気になります…(´∀`*)ポッ
本当に幸せなお仕事です…☆

さて、お雛様の着物にと現在と同じようにペアルックがあるのをご存知ですか?(^^)

現在のように色も柄も全く同じというわけではありませんが、色味が違っていてもよく見ると同じ柄がはいっていたり・同じ布がどこかに使われていることがあります。
全て同じではないところが、とてもオシャレですよね☆

お揃いの布を用いることを【共布】


お揃いの図案を用いることを【共柄】と呼ばれていて、【大切な人と末長く一緒にいられますように…】との願いが込められていると言われています。
今も昔も人を愛する心は同じなのですね(* ´ ▽ ` *)

お店でも、沢山のお雛様を同じ場所に置いていても着物を見れば一目でペアがわかるお雛様は、とても素敵です。

実は、お雛様の衣装は色彩だけでのおしゃれではなく、沢山の【文様】を用いておしゃれをしていたようです。
【文様】には一つ一つ意味があり、
■雲立湧文
蒸気が立ち昇り雲が沸き起こる様子を表した模様で、吉祥で縁起がよいとされています。
■亀甲文
正六角形の模様は亀の甲羅に似ていて、長寿の吉祥模様として愛されています。
花菱文
花菱は高貴や上品な意味があり、菱形には災難除けや厄除けの意味がある。
七宝
七つの宝物に由来している模様で、永遠の連鎖と拡大を意味し、円満・調和の吉祥文様です。
唐草文
つる草である唐草は生命力が強く、長寿延命・子孫繁栄の象徴とされていて、未来永却栄えるという願いも込められています。

他にも沢山の文様があります。
お雛様の着物は全体的に見て、可愛いな…おしゃれだな…と思ってしまいがちですが、文様の意味を知った上で選ぶのもよろしいかと思います( *´艸)
また「これは共布…これは共柄…」と見るだけでも、癒されますよ( ≧∀≦)ノ

本年も宜しくお願い致します。

明けましておめでとうございます( ≧∀≦)ノ

本年も宜しくお願い致します。

工房天祥は、5月まで土日祝日もお店を午前10時~午後17時迄開けております。

「遠くて行けないけど、カスタマイズをしたい!!」

「新型ウイルスでお店に行くのは怖いΣ(゚д゚lll)」

「ネットを見て迷っているので、色々聞きながら決めたい*。・+(人*´∀`)+・。*」

というお客様の為にも、今年からZoomやLINE電話でのオンライン接客もおこなっておりますのでお気軽に0800-800-5500迄ご連絡ください(o≧▽≦)ノ

私 上久保は、今年もママ目線で色々なお話とお写真をお届けさせていただけたらと思っております。

本日も「Instagramを見て来ました」と遠くから来てくださったのを知って、感動してしまいました。そう言ってくださる方が増えるように、頑張りますのでどうぞ宜しくお願い致します。

今日のお写真は【一秀】の木目込み人形です☆こちらは[桜をモチーフにつくられ]ピンクベースで、お顔がとても優しく、お道具も色が淡く可愛らしいタイプで、見ていると何だか[ほんわかするような…]ホッとさせてくれるような気がします。(*^ー^)ノ♪

木目込みの為、木の型に布の端を押し込んで衣装を着ているので、着崩れしにくく長持ちしするのでいいですよね☆

決まりがありそうでない、お雛様を飾る日

お客様から

「お雛様は、いつから出したらいいですか?」というお問い合わせがチラホラあります。

たしかに【早くしまわなくてはいけない…】とは聞いたことがあっても、

“いつから…いつまで…にだす”となると、意外と知られていなかったりしますよね?!

いつから出さなくてはいけない!というのはないのですが、

【立春(2/4頃)~雛祭り1週間前】に飾るのがいいとは言われています。

なぜか???と言うと、

立春の前日は、豆まきで厄を祓う節分の為、厄を祓ってスッキリしたところで、美しい人形を飾りましょうと言うようです。

では、なぜ1週間前迄に飾らなくてはいけないのか?

日本は、しめ飾りや門松等の御正月飾りを大晦日に飾るのは

【一夜飾りは年神様に対して失礼にあたる】と昔から言われています。

お雛様も同じで、お雛様は娘の厄を引き受けてくれる存在なので、礼節をもって遅くても1週間前までに飾るのがいいそうです。

私は今まで子供が楽しみにしているから少し早目に飾らなきゃ!と思っていたのですが、子供が楽しみにしているから数日前にではなく、娘を見守ってください…と早目に飾るよう心掛けなくてはいけませんね(*^^*)

今年は節分後の早目に飾りたいと思います。

世界に一つ。自分だけのお雛様。

工房天祥では、
「こひなのカスタマイズがしたいのですが、お値段はいくらですか?」という    問い合わせが沢山あるので、今回は“こひな”のお話をしたいと思います☆

お雛様でカスタマイズが出来ると、“自分だけのお雛様”という感じがして嬉しくなりますよね。
憧れはあるけれど、値段がわからないと手がだせない…それが本音ですよね?!
おおよそにはなってしまいますが、ご説明させていただこうと思います☆

こひなのカスタマイズは、まず親王のお顔やお着物を選びます。
そして、【親王飾り】【五人飾り】【十人飾り】…何人飾りにするかを考えながら台屏風を選んでいきます。
【親王飾り】の場合は、一般的に三宝・貝桶・桜橘・油灯を付ける方が多いのでお選びいただきますと、約7万円~9万円になります。

【五人飾り】の場合は、まず男雛・女雛を選んでから三人官女をお選びいただきます。
五人飾りにする場合は、“高杯”をお付けすることも可能ですので約4万~5万円プラスになります。

【十人飾り】の場合は、またそこから五人囃子をお選びいただきますので約6万円プラスになります。

お着物やお道具によってお値段が違ってきますので、予算に合わせてお道具を減らすことも可能です(^^)
おおよそですが、お雛様の値段をわかっていただけたでしょうか?

お店に来ていただいた場合は、その場でお雛様を選んでいただきお値段をだしていくのですが、お電話はもちろんメールやInstagramメッセージ・ライン電話でも、こひなのカスタマイズをすることが可能です。
私も、何度か【こひなカスタマイズ】のお手伝いをさせていただいたのですが、お電話やメールのやり取りを重ねていくうちにドンドン形になっていき、お客様のお手元に届きお子様とのお写真を見ると毎回感動してしまいます。

今年も皆様のお手伝いが出来る日が来るのが楽しみです( *´艸)♪

お雛様と京都御所の繋がり

お雛様の桜橘の位置には、京都御所の正殿であった紫宸殿(ししんでん)の前庭に植えられていた植物からきているのをご存知ですか?

京都御所は明治時代に東京の皇居(江戸城)に天皇陛下の住居が移るまで生活をしていた所で、

天皇陛下から見て左(向かって右)に桜

天皇陛下から見て右(向かって左)に橘が植えられているため、お雛様の桜橘も同じ位置となっています。

でも、いざお雛様を飾る時に桜橘の位置なんて直ぐにでてこないですよね?!

私も工房天祥に入社してから知ったのですが、覚え方としては【左近の桜・右近の橘】というものがありまして!

宮中の警固を行う近衛府である

左近衛が【桜】の近くに

右近衛が【橘】の近くに配置されていたことで、

【左近の桜・右近の橘】と呼ばれているようです。

桜と橘は【魔除けや邪気祓い】の力がある為、お雛様に用いられているのですが、最近では可愛らしい【紅白梅】を選ばれるお客様も多くいらっしゃいます。

そんな時、「梅だと意味ないですか?」と言われたりするのですが、大丈夫です!!!

紅白梅も【魔除けや厄除け】の力があり、桜橘同様に京都御所の御常御殿の【向かって右に白梅・左に紅梅】が植えられているので、

本来なら桜を置いている所(向かって右)に赤梅

本来なら橘を置いている所(向かって左)に白梅を飾るのも可愛いらしくて良いとおもいます(*^^*)

子供が少し大きくなって、お雛様のお花の位置の話をした後にでも、ぜひ京都御所に行って桜橘や紅白梅が植えられている位置を確認してみてください。

親子で「なるほど~!!」と楽しめるかもしれません( *´艸)