雛人形の相場と上手な購入の仕方

2019年8月23日

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3月3日は、女の子のお祭り「ひな祭り」です。
桃の節句とも言われ、女の子の健やかな成長と幸せを祈ります。
このときに飾るのが雛人形です。人形に持ち主であるお子さんの災厄を負わせて、
身代わりになってもらうことが人形の始まりとなりました。
そもそもひな祭りとは? また何を飾り、どのように祝うのか。
ひな祭りにまつまる疑問をひとつずつ解決していきます。

目次


  1. 人気雛人形の相場

    タイプ別の雛人形の相場

  2. 雛人形を購入する予算を決める

  3. 雛人形を購入する時のポイント

    インターネット通販で

    雛人形専門の実店舗で

  4. プロ直伝!お雛様の選び方、買い方

    いつ頃雛人形を買いに行けばいいのかな?

    ゆっくり見られる平日に下見

    何店か見比べる

    迷ったら、お店のスタッフに相談

    スタッフが付いていると気が散るという場合

人気雛人形の相場


雛人形の相場といっても、人形の衣装やお道具の数・質によってもまちまちです。
そういった関係からコンパクトなケース飾りだから安い!というわけでもありません。
ここでは「人気の雛人形の相場」を参考までにご紹介します。

タイプ別の雛人形の相場


ケース飾り相場 3万円~6万円台が相場
出し飾り(親王飾り)相場 12~15万円前後が相場
三段飾り相場 15万円~22万円が相場
七段飾り相場 30万円が相場




雛人形を購入する予算を決める


雛人形のご予算は、どなたに買って貰うかにもよります。
祖父母様なのか、ご夫婦ふたりだけで、もしくは両家のお祝い金の中からなど、初めに決めておくと雛人形を選ぶ時の参考になります。
先に上げた雛人形の相場も参考にしてみるのもいいかもしれません。

雛人形を購入する時のポイント


インターネット通販で


まずは、インターネットで探してみましょう。
また、自宅の近くに雛人形を販売しているお店があるかないかも、調べてみます。
検索時に「雛人形+地名」で検索すると探しやすいです。
カタログ請求してみることもおすすめします。

雛人形専門の実店舗で


ネット通販だけでなく、実店舗があるかどうかも、雛人形店を選ぶ基準で大切なポイントです。
また、店舗に「日本人形協会認定の節句人形アドバイザー」が在籍していれば、ご本人に合った雛人形選びのお手伝いから、購入後のお手入れの仕方、メンテナンスなどについて詳しく教えて頂けます。

店舗だけでなく、ネット通販もしている雛人形専門店は、お買い得で種類が豊富ですので、お好みピッタリの雛人形が見つかることでしょう。

少しの金額の差なら、ご購入後の不安も相談出来きる雛人形節句人形アドバイザーが居るネットショップをおすすめします。
人気の雛人形はネットで在庫切れの場合もありますが、問い合わせしてみると希望に合った提案をして頂けるショップもあります。

雛人形のサイズ

どのご家庭にも必ず制限があるのが、サイズと価格です。
どこに飾るか、そして飾るよりも大切で意外に忘れがちな収納する場所を決めて、横幅や奥行などを確認しましょう。

雛人形の種類と人気の雛人形

雛人形には、大きく分けて2パターンあります。
1つは、衣装着雛人形



もう1つは、木目込み雛人形です。近年ではコンパクトな木目込み雛人形が人気です。



雛人形の飾り方の人数別で選ぶ

二人だけの親王飾りなのか、三人官女も付いた五人飾り(三段飾り)なのか。





はたまた、五人囃子の付いた十人飾り七段飾り。最近は、「ひな祭りの歌」に出てく
る登場人物全員が揃った雛人形をコンパクトに飾りたい!との要望から木目込み人形の10人飾りも人気です。



雛人形の飾り方のスタイルで選ぶ

通常の台と屏風がセットになった平飾り雛人形を始めとして、お人形やお道具などが飾り台に収まる収納飾りや、
ペットを飼ってらっしゃるお家にも安心なケース入り雛人形飾りなど。



最近では、雛人形を飾る手間もなくコンパクトに片付けられる、毛せん飾りも人気です。
昔から〝邪気を祓う〝とされる赤毛せんに和柄の几帳を合わせた雛人形飾りは、まるで宮中の宴を思わせるかのようなお洒落なデザインです。



「私はかわいいタイプの雛人形がいいなあ。」とか、「ちょっと落ち着いたエレガントな雰囲気の雛人形がいいなあ。」など、なんとなくのイメージから、探し始める方もいれば、ピンク色がいいとか、シックな色合いがいいなど、カラーで決められる方もおられます。
多種多様なスタイルやデザインの雛人形がありますが、
ご自身の好みに合わせて、またご家族みんなで、お子様にぴったりのものを見つけられるといいですね。

プロ直伝!お雛様の選び方、買い方


いつ頃雛人形を買いに行けばいいのかな?


種類や色柄が豊富なのは、1月下旬までです
お雛さまは、人形も付属品も99%が手作り品で数量が限られておりお、雛人形店も毎年新作を入れる都合で余計な在庫を持っていません。
人気のある雛人形は、たいてい1月中には完売しますので良い品を選びたいなら早めに来店した方がベター。
確かに2月の中旬以降、そのシーズンの在庫処分が始まりますが、人気商品は売り切れで選択肢がなくなり希望に添わない場合も。
また配達が混み合うので、お節句ぎりぎりになることもあります。
大量生産の衣料品のバーゲンなどと違い残りものに福は「ない」のがお雛さま、と心得た方が無難です

ゆっくり見られる平日に下見


平日は、お店はすいているので下見をするのにぴったり。スタッフも時間を掛けて親切に説明してくれます。
下見をしたときに希望の数点を決めておいて、休日にご家族で来店し決定すると良いでしょう。
お店のスタッフにも顔を覚えてもらえるのでベターです。
*比較的すいている日
平日、土曜午前中
土日は1月12日頃迄

何店か見比べる


赤ちゃんを抱いて多くのお店を見るのは大変ですが、少なくとも2-3店は巡ってみた方がベターです。
同じ雰囲気のお雛さまでもお店や品によって、値段の開きがある場合が結構あります。
雛人形専門店は、おむつ交換の場所やミルク用のお湯を頼んでもちゃんと応対してくれますので、遠慮なく長居して納得のいくものを選んでください。

迷ったら、お店のスタッフに相談


雛人形店のスタッフは、おめでたい品を扱っているので、基本的に大変親切で気のいい人が多いものです
遠慮せずになんでも相談した方が、専門家の見解というのも雛人形を選ぶ際の結構重要ポイントになります。
ご予算や飾る場所に合わせてお勧めセットを紹介してくれたり、雛人形店によっては雛人形のセットを組み直してくれる場合もあります。先に上げた雛人形の相場も参考に相談してみるのもいいかもしれません。
(ご相談はご購入後の不安も相談出来きる雛人形節句人形アドバイザーが居るショップをおすすめします。)

スタッフが付いていると気が散るという場合


お店の人がいると、お金の相談などしにくいもの。
またゆっくり一人で見て回りたい時などは遠慮せず「ゆっくり考えたいので後で呼びますから、家族だけで相談させて」「のんびり見て廻りたいので、しばらく一人にしていただけますか」と言いましょう。
「用事があったらお呼び下さい。ごゆっくりどうぞ」と説明は控えてくれます。

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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものと異なる場合があります。予めご了承ください。


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