今どきの雛人形のご紹介

初節句を迎えられるお孫さんに、ひな人形をご購入される御祖母様が子どもの頃は、七段飾りや五段飾りなどが主流ではなかったですか? 三人官女や五人囃子、随人・三仕丁が付いた十五人揃えは、華やかで見る人の心を掴む圧巻の豪華さがあったはずです。それに比べると、今はひな人形のサイズやデザインなど多種多様になり、かえってどんなひな人形を購入したらよいか迷う方が多いようです。
今回は、今どきのひな人形や我が家で購入した雛人形など選ぶ時の参考になるようにご紹介します。

1.自分の居住空間を考えて選ぶひな人形

近年の住宅事情により、今はコンパクトなサイズのひな人形が出てきました。特にマンションやアパートに対応した、横幅が65cm以下の雛飾りが年々増えてきています。
我が家もマンション世帯なので「ケース入りひな人形」を購入しました。ケース入りだと出している間、人形に直接埃がかからず、終わったら箱にしまうだけと手間がなく、居住空間に十分な広さがない、我が家にとっては丁度良いからです。

2.ぷっくりしたお顔が特徴のひな人形

飾る場所はないけど、ひな祭りの歌に出てくる人物が登場するような雛飾りが欲しいなんて欲張りな方には、「木目込みひな人形」がお薦めです。
小さくて丸い形が特徴的で、赤ちゃんのようなぷっくりしたお顔が可愛らしいくコンパクトですが、しっかりひな人形として存在感があります。

3.見映えと収納を兼ね備えたひな人形

お人形やお道具など一式が飾り台に収まる、「収納飾り」はやはり住宅事情もありここ数年人気です。二人飾りの親王飾り収納タイプだけでなく、三段飾り(五人飾り)で収納型があります。また飾り台の高さがある分、横幅が同じ平飾りに比べて見栄えが良く、節句が終われば収納出来ます。
こちらも人気で長く使って欲しいとお友達ママのお母さんが購入されたと聞きました。

4.インテリアの一部として選ぶひな人形

ひな人形の選び方として、着物の色や顔など好みの雰囲気で選び、部屋に合わせた色合いで選ぶ方も少なくないです。
今時のひな人形選びでは、ひな人形と言えば赤を想像してしまいますが、昔と違い高貴なお色の紫系や何色とも言いがたいニュアンスカラーのような衣裳のひな人形の人気が高いといえます。
また、ピンク色やラベンダー色の「ケース飾り」は、春らしく女の子のお節句には相応しい色合いになっています。

5.美人顔から可愛いお顔など表情から選ぶひな人形

顔が命と言われるように、ひな人形のお顔は、選ぶ時の条件に必ず入ります。昔ながらの涼しげな表情を好まれる方もいますが、赤ちゃんのような愛らしいお顔や古典的過ぎないお顔もうっすらと頬紅が入り、黒目が大きく見える美人顔が好まれるのが最近の傾向です。

6.優雅に佇む立雛ならではのひな人形

ひな人形を飾るスタイルとしては、「立雛」もブームです。元々ひな人形は、古来より流し雛などの人の型をしていました。立雛が原型だとされる諸説もあり、本来の形で飾りたいという方が増えています。

そもそも、雛祭りとは生まれてきた女の子の健やかな成長を願い、また将来幸せな結婚ができるようにと願いを込め、お雛様を飾る行事です。本来の飾り方を見直し、原点回帰に立ち返って〝邪気を払う〝とされる赤毛せんに、お目出度い金屏風を合わせるなど装飾にこだわって選ばれる傾向にあります。
このように、個々の生活スタイルやデザインにこだわり、ご予算と飾る場所を決め、サイズ感を伝えられるようであれば、節句人形アドバイザーがいる店舗へ行かれることをおすすめします。節句人形アドバイザーがいる店舗で購入されると、きっとご希望にピッタリのひな人形が早く見つかるはずです。